ふたつのモデルをひと目で比較

FE-KX05D-WとFE-KX05C-Wの掲載仕様7項目の要約。全項目・運転モードと測定条件・安全の注意は記事本文を参照。
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比較項目 FE-KX05D-W FE-KX05C-W 選ぶ際の確認点
発売時期・年度 2026年9月18日発売 2025年度モデル 旧型は公式ページの「2025年度モデル」という表示に基づいています
公式の状況 現行製品 生産終了 生産終了と、各販売店に新品の在庫が残っているかどうかは別です。購入先で確認しましょう
方式 ヒーターレス気化式 ヒーターレス気化式 水を含んだフィルターに風を当てて加湿する方式で、湯気は出ません
木造和室/プレハブ洋室 8.5畳(14㎡)/14畳(23㎡) 8.5畳(14㎡)/14畳(23㎡) 連続「強」運転時の目安です。壁・床の材質や部屋の構造、暖房器具によって変わります
お急ぎ(加湿量/電力/音) 600mL/h/11W/36dB(30分限定) 600mL/h/11W/36dB(30分限定) 約30分で前の運転モードに戻る時間限定の運転です。定格の「強」とは別に考えましょう
強(加湿量/電力/音) 500mL/h/8W/31dB 500mL/h/8W/31dB 定格加湿能力です。適用床面積と電気代の目安は、この「強」が基準です
中(加湿量/電力/音) 420mL/h/6.5W/26dB 420mL/h/6.5W/26dB 加湿量はいずれも室温20℃・湿度30%の場合(JEM1426)で、湿度が高いと減ります
弱(加湿量/電力/音) 330mL/h/5.5W/22dB 330mL/h/5.5W/22dB 運転音はモードにより変わります。寝室で使う場合はモードごとの値を見比べましょう
静か(加湿量/電力/音) 150mL/h/4W/15dB 150mL/h/4W/15dB 最も静かなモードですが、加湿量は「強」の3分の1以下です
主な自動モード おまかせ・のど肌・おやすみ おまかせ・のど肌・おやすみ 目安の湿度(約60%など)は、部屋の状況によって届かないことがあります
タンク容量/強の連続時間 約4.2L/約8.4時間 約4.2L/約8.4時間 連続時間は「強」運転・室温20℃・湿度30%の場合です
給水 取り外したタンクへ給水 取り外したタンクへ給水 本体の上から直接水を注ぐ方式ではありません。タンクを出し入れする空間が必要です
寸法(幅×奥行×高さ) 375×186(+背面凸部10)×375mm 375×186(+背面凸部10)×375mm 背面凸部の10mmは、壁から離すべき距離を示すものではありません
質量(タンク空時) 約5.2kg 約5.2kg 空のタンクを含む本体の質量で、タンクに入れた水の重さは含みません。移動は運転を止めて水を捨ててからにします
切タイマー 2・4・6・8時間 2・4・6・8時間 タンクの水が少ないと、設定時間より前に止まることがあります
交換用加湿フィルター FE-ZKE07(枠なし)、約10年目安 FE-ZKE07(枠なし)、約10年目安 1日8時間運転で定期的にお手入れした場合に、加湿量が約半分になるまでの目安です
本体保証/補修用性能部品 1年(消耗品除く)/製造打切後6年 1年(消耗品除く)/製造打切後6年 プレフィルターと加湿フィルターは消耗品で、保証期間内でも有料です
2026-10-26の販売観測 公式通販の白(W)は在庫なし 確認した販売店2店で販売終了 確認した日時点の状況です。在庫や価格は変わるため、購入時に改めて確認しましょう

加湿量・消費電力・運転音は、メーカーが公表している仕様の値です。メーカーは「強」運転の1か月の電気代を約60円と案内しています。これは消費電力8W×1日8時間×30日×電力料金目安単価31円/kWh(税込)で計算した目安(59.52円)です。実際の運転は自動運転の制御や室温・湿度で変わり、運転を切っている間の待機電力(約0.5W)やフィルター清潔運転(約2W)もあるため、実際の請求額とは一致しません。

ふたつのモデルの共通点

  • 加湿の方式と清潔のための機能:どちらもヒーターを使わない気化式で、ナノイー、防カビ剤入りのイオン除菌ユニット、プレフィルターを備えています。運転停止中にフィルター部へナノイーを充満させる「フィルター清潔」運転は、運転中は加湿せず、約24時間で止まります。この運転があっても、後述する定期的なお手入れは必要です。
  • 運転モード:連続運転は静か・弱・中・強の4段階です。自動運転は、おまかせ(湿度約60%を目安に弱〜強)、のど・肌(約60〜65%を目安に中と強)、おやすみ(約60%を目安に静かと弱)の3種類です。「のど・肌」はモードの名前で、目安とする湿度の設定です。お部屋の状況によっては目安の湿度にならないこともあります。
  • 給水のしかた:ふたを開けてタンクを取り出し、キャップを外して水を入れます。入れるときや本体へ戻すときはタンクを上下ひっくり返し、左右どちらの向きでも本体へ戻せます。水は飲用の水道水を使い、毎日新しい水に入れ換えます。40℃以上のお湯や洗剤・アロマオイルなどを入れた水、浄水器の水・アルカリイオン水・ミネラルウォーター・井戸水は使わないよう案内されています。
  • お手入れの頻度と方法:お手入れの前には電源プラグを抜きます。タンクは毎日水洗いし、プレフィルター・トレー・加湿フィルター・フィルター枠・イオン除菌ユニットは約1か月に1回が目安です。ニオイがする、水が減りにくい、トレーの水が変色するといったときは、時期より前でもお手入れします。本体は丸洗いせず、よく絞った柔らかい布でふきます。交換用加湿フィルターの約10年は目安で、水質や使用状況で寿命が変わるため、お手入れしてもニオイが取れない、タンクの水が減らない、傷みや縮みがひどいときは早めに交換します。
  • お手入れランプ:運転時間が約216時間でお手入れランプが点滅し、約240時間で点灯して運転が自動で止まります。お手入れをしてからリセットすると、再び運転できます。
  • 電源と保証:交流100V・日本国内専用です。本体の保証はお買い上げ日から1年間で、プレフィルターと加湿フィルターは消耗品のため保証期間内でも有料です。補修用性能部品は、製造打ち切り後6年間保有されます。

購入前のチェックポイント

  • 運転モードと加湿量の関係を確認する:「お急ぎ」の600mL/hは約30分だけの運転で、終わると前の運転モードに戻ります。定格の加湿能力は「強」の500mL/hで、適用床面積(木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳)もこの「強」が基準です。寝室で「静か」(15dB)を中心に使いたい場合、加湿量は150mL/hと「強」の3分の1以下になります。使う部屋の広さと、主に使いたいモードの加湿量・運転音を組み合わせて確認しておきましょう。
  • 置き場所とタンクを出し入れする空間を測る:本体は幅375×奥行186(+背面凸部10)×高さ375mmで、壁ぎわに置ける「壁ピタ設置」に対応しています。ただし、吹出口の風が家具や壁に直接当たる場所、窓際やエアコンの風が当たる場所、直射日光や暖房機の熱が当たる場所、不安定な場所は避けるよう説明書で案内されています。テレビやラジオからは1m以上離します。給水のたびにふたを開けてタンクを取り出すため、置きたい場所の上側にも余裕があるかを測っておくと安心です。
  • 毎日の給水と月1回のお手入れを続けられるか考える:給水は満水で約4.2Lのタンクを取り出して行い、タンクの水は毎日入れ換えます。月1回のお手入れでは、加湿フィルターを水かぬるま湯で押し洗いし、ブラシでこすったり洗濯機で洗ったり乾燥機で乾かしたりはしません。イオン除菌ユニットはフィルター枠から外せないため、ユニット部分だけを洗浄剤などでつけ置きします。本体を移動するときは運転を止め、タンクを抜いてトレーの水を捨ててから、左右の取っ手を両手で持ちます。毎日の置き場所から水道まで運ぶ手間も含めて、続けられるかを考えてみましょう。
  • 色・在庫と保証の条件を確認する:2026年10月26日の確認では、公式通販のFE-KX05D-W(白)は在庫なしでした。別の色のFE-KX05D-Tは、商品入荷次第の発送(既定の配送先で1週間以内の見通し)と表示されていました。白を希望する場合は、色が違う型番と取り違えないよう確認してください。FE-KX05C-Wは生産終了で、確認した販売店2店ではどちらも販売終了でした。どちらを選ぶ場合も、型番と色、新品であること、保証書と購入日の記録、送料を含めた総額、発送時期を購入先で確かめましょう。

自分で確かめること

ご自身の使い方や重視したい点に照らして、新型と旧型のどちらが合いそうか確かめてみましょう。

新型FE-KX05Dをおすすめしたい人

  • メーカーの現行製品から選びたい方:FE-KX05Dは2026年9月18日発売の現行製品です。主な加湿仕様は旧型と同じなので、加湿量の違いではなく、現在販売されているモデルから選びたいかどうかが判断の材料になります。白(W)は確認時点で公式通販の在庫がなかったため、希望の色と入荷の時期を購入先で確認しましょう。
  • 公式が案内する本体の質感を選ぶ理由にしたい方:FE-KX05Dは、本体に「マットな質感と落ち着いたカラー」を採用したとメーカーが紹介しています。旧型との違いかどうかは公式資料で確認できていないため、見た目を重視する方は公式の写真や店頭で実際の色合いを確かめてみてください。

旧型FE-KX05Cでも満足できそうな人

  • 掲載されている能力とモードで足りる方:FE-KX05Cも、定格500mL/h(強)、適用床面積、各モードの加湿量・消費電力・運転音、自動運転の種類、タンク容量は新型と同じ掲載値です。新型の発売や質感の紹介にこだわらないなら、旧型も候補になります。ただし生産終了のため、新品の在庫があり、保証書・送料込みの総額・発送時期を購入先で確認できることが前提です。
  • お手入れの方法や消耗品をそろえて考えたい方:毎日の給水、月1回のお手入れの方法、交換用加湿フィルターFE-ZKE07とプレフィルターの品番は、両機種の取扱説明書で共通です。お手入れの手間や消耗品の扱いを重視して選ぶ場合も、旧型を比較の対象にできます。